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変形性膝関節症治療の一例の話

よもだ整形外科クリニックのホームページ、ブログ、Instagramをご覧いただきありがとうございます。
こんにちは、理学療法士の種継です。
今回は変形性膝関節症の治療のひとつであるヒアルロン酸注射についてクイズをまじえたお話です。

変形性膝関節症は膝関節の痛みや日常生活動作の制限を特有の症状とする、膝の関節軟骨の変性を主体とした運動器疾患のことです。
この変形性膝関節症は高齢者に多く、日本における患者数は2024年の研究報告では65歳以上で55%(男性:42.0%、女性61.5%)、80歳以上の女性では80.7%とかなりたくさんの方が悩まされている疾患です。
一種の国民病であるともいわれています。
そんな変形性膝関節症に対して手術を受けない治療の2大柱としてリハビリテーションとヒアルロン酸注射があります。
リハビリテーションとヒアルロン酸注射は昔から検証されていて、始めるのが早ければ早いほど効果があるといわれています。
なので定期的なヒアルロン酸注射とリハビリテーションの通院は予防、悪化防止のためにも重要といえます。
では、そもそもヒアルロン酸って何でしょうか?
ヒアルロン酸は人の体では皮膚や関節などに多く存在している成分です。
ヒアルロン酸は保湿性に優れていて、1gで6リットルの水を抱え込むことができるといわれています。
また、水に溶けると粘度の高い弾力に富む液体となります。
関節の中にある関節液の主成分であるヒアルロン酸を補充することで、約3-5日間関節の中に残って、関節軟骨、靭帯、滑膜組織(膝の滑りをよくさせる組織)、半月板(膝のクッション)などに分布・作用したあとに関節の中の滑膜組織に取り込まれ、血流にのって体内をめぐっていきます。
ヒアルロン酸注射は副作用が少なく壊されかけている軟骨の保護をすることで変形性膝関節症の進行を遅らせることが期待されています。
ヒアルロン酸注射を受けなかった方と比較しても進行を遅らせることができると証明もされています。
さらに、シップや痛み止めだけで様子を見てきた人と比較しても治療効果が高いといわれています。

ここで雑学問題です。
そのヒアルロン酸はもともとなにから抽出され始めたでしょうか。

1.魚の鱗
2.豚のヒヅメ
3.ヘビの内臓
4.鶏のトサカ
5.牛の皮

答えが気になる方は来院されたときスタッフにお気軽にどうぞ声かけてみてください。
変形性膝関節症の悪化防止も重要ですが、膝の痛みがましになって〇〇に行ってきたよ~、こんなことがしやすくなったよ~など通院される際にはそんなお話を聞けることも楽しみにしています。
なんでもお聞かせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。