こんにちは。
初めまして理学療法士の亀安一成です。
すっかり春になり、たまに暑い日も出てきましたね。4月は一緒に働く新たな方との出会いの季節でもあります。ということは、歓迎会などでお酒を飲む回数が増える時期でもありますよね。鏡に映る自分が見えるとお腹周りや足周りに身の覚えのない脂肪が、、、運動不足を解消するために動いてみてみると体が痛い、、、という現象がよく起こりませんか?
テレビをつけてみると、健康のためのトレーニング・体操などを紹介される場面が増えているように思います。
実際、患者様から『どんな運動がいいですか?』『こんな運動してるのですがやってて意味ありますか?』という声をよく聞きます。
歳を重ねると身体はどのようになっていくのでしょうか?
少し体を動かしてみると思うように足がついてこない。今までできていたことができなくなる。足が絡まって転倒してしまった。このような現象がよく起こりませんか?
実はこれにはある筋肉が関係していると言われています。少し専門的な話を交えながら説明していきます。
筋肉には、ニ種類の線維に分類されます。
一つ目は遅筋線維と呼ばれる持久性の高いtypeⅠ線維と、二つ目は速筋線維と呼ばれる瞬発力の高いtypeⅡ線維に分類されます。
二つの線維のうち歳を重ねると、『筋のtypeⅡ線維比率と面積の減少』が起こってきます。
また、『栄養失調、ステロイド治療、アルコール過剰摂取の方は、typeⅡ線維の萎縮』が起こってしまいます。
このような理由から、歳を重ねることで素早い動作が苦手になってきます。
では筋力の萎縮を防いで、いつまでも素早い動作をするにはどうしたらよいのでしょうか?
typeⅡ線維である筋肉は
負荷 最大筋力の66%以上
速度 80〜100Hz以上(0.0125〜0.01s)
この負荷•速度で筋紡錘及び前角細胞に刺激を与えないと筋力向上には繋がりません!
突然専門的な話になりましたが、ランニングをされてるあなた!いつまでも元気な体を維持したいあなた!などなど、鍛えるべき筋肉の性質や鍛え方には特徴があります!
もし気になる方がいらっしゃいましたら、是非当院スタッフまでお声かけしてもらえれば嬉しいです!!