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整形外科のはじまり

いつもブログを読んでくださっている皆さん、こんにちは。
今回は看護師の荒木が担当します。
突然ですが、この世の中にはどんなものにも「はじまり」があります。
例えば、世界で初めてレントゲン写真が撮影されたのは1895年。発見者であるヴィルへム・レントゲンはこの功績によって世界初のノーベル物理学賞を受賞しました。
今では当たり前のように撮影されるレントゲンですが、当時は「体の中が見える」という画期的な発明だったのです。
このように、私たちの身の回りにあるものには、それぞれの「最初の一歩」があります。
そしてもちろん、整形外科にも「はじまり」の歴史があります。
整形外科の始まりは1741年のパリと言われています。
パリ大学の医師ニコラス・アンドリが子どもの骨格変形の矯正について記した書籍『整形外科学』が出版されたことがきっかけでした。
現在では大人から子どもまで幅広い年代の患者さんが受診する整形外科ですが、実はその始まりは小児医療だったのです。
そのため整形外科を意味する英語である『Orthopedic』は『Orth=まっすぐ,Pedic=こども』から由来しています。
子どもの四肢の変形や側弯症を矯正することが、整形外科の「最初の一歩」だったのです。
その後、西洋医学が日本に本格的に伝えられたのは明治39年。
現在の東京大学にあたる東京帝国大学で、日本で初めての整形外科講座が設置されました。
それから整形外科は、研究や臨床の発展とともに

・スポーツ整形
・小児整形
・脊椎外科
・関節外科
・手外科
・足の外科

など、さまざまな分野へと細分化されていき、より専門的で質の高い医療が提供されるようになりました。
ちなみに、日本では、明治期以降、先史時代の人骨の研究が進められ、約2000体もの育が分析されています。
その結果、当時の人々にも

・変形性腰椎症
・変形性膝関節症

などの病気が多く見つかっていることがわかっています。
何千年も前から人類は「腰が痛い」「膝が痛い」という悩みを抱えてきたのだと思うと、少し不思議で、そして興味深いですよね。
そんな長い歴史を持つ整形外科ですが、近年はさらに大きな進歩を遂げています。
AIによる診断支援や手術支援ロボット、再生医療によってこれまで治療が難しかった病気を治すことが、少しずつ現実のものになりつつあります。
将来、100歳になっても元気に歩くことが当たり前の社会が訪れるかもしれません。
整形外科の歴史は、今もなお進化を続けています。
これからどんな新しい「はじまり」が生まれるか、とても楽しみです。