骨粗しょう症の検査をして治療を受けることは大事なんです!=整形外科医が解説=|よもだ整形外科クリニック|京都市下京区の整形外科【JR西大路駅より徒歩6分】 骨粗しょう症の検査をして治療を受けることは大事なんです!=整形外科医が解説=|よもだ整形外科クリニック|京都市下京区の整形外科【JR西大路駅より徒歩6分】

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骨粗しょう症の検査をして治療を受けることは大事なんです!=整形外科医が解説=

骨粗しょう症の検査をして治療を受けることは大事なんです!=整形外科医が解説=
2022年6月14日更新

①  骨って常に新しい骨に生まれ変わっているんです。

人間の骨はずっと同じ骨の細胞が生き続けるわけではありません。
3ヵ月の期間をかけて古い骨を壊して新しい骨を作るという作業を常に行っています。
体全部の骨が一気に新しい骨に生まれ変わるわけではなく、全部の骨の3~6%ずつでこの作業が行われています。



② 骨粗しょう症とは?

皆さんがお思いの通り、骨がもろくなってしまう状態です。
つまり先ほど述べた新しい骨を作る機能が年齢とともに低下するために、
相対的に古い骨を壊す方が勝ってしまい骨の量が少なくなってしまうのです。



 ③ 骨粗しょう症の人ってどれくらいいるの?

患者さんの数は1,280万人(男性300万人、女性980万人)と言われています。
日本人の10人に1人しか骨粗しょう症の人はいないじゃないとお思いですか?
でもちょっと待ってください!
2018年度の内閣府からの発表されました高齢社会白書によりますと65歳以上の人口は3,515万人ですので、
3人に1人は骨粗しょう症ということになり身近な病気であるということが皆さんに分かってもらえるかと思います。


④ 骨粗しょう症は寝たきりに直結するこわい病気なのです。

骨粗しょう症は年齢的なものだから仕方ないとは思わずに、高血圧や高脂血症と同じく病気になります。
なぜ骨粗しょう症はこわい病気なのかと申しますと、
2019年厚生労働省の国民生活基礎調査で要介護となった原因をご覧ください。

【要介護となった原因】
第1位 脳血管疾患    16.1%
第2位 認知症      15.8%
第3位 高齢による衰弱  12.8%
第4位 骨折・転倒    12.5%
第5位 関節疾患     10.8%
   (股関節や膝の痛みなど)


この結果をみてどう思われますか?


やっぱり脳の病気はこわいよねって思われると思います。
脳の病気もこわいですが、
整形外科が扱う病気の第4位と第5位を足すと23.3%となり、
第1位の脳血管疾患の16.1%を優に超えて最も多くなるのです。

さらに、より程度の軽い要支援に関してみますと、
関節疾患と骨折・転倒で3割を超えるのです。

【要支援となった原因】
第1位 関節疾患     20.3%
第2位 高齢による衰弱  17.9%
第3位 骨折・転倒    13.5%
第4位 脳血管疾患    8.7%
第5位 心疾患      7.5%

このように加齢に伴い身体の機能が低下する状態のことを「フレイル」と呼ぶのですが、

このフレイルと密接に関係しているのが骨粗鬆症なのです。
したがって、骨粗しょう症の検査をして治療を受けることが大事になってくるのです!

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当クリニックにおける骨粗しょう症の検査・治療

当クリニックでは骨粗しょう症の分野で国内最大規模を誇る日本骨粗鬆症学会が推奨する
腰椎と大腿骨のDEXA法(二重エネルギーX線吸収測定法)で検査を行い、正確に骨粗しょう症の程度を評価します。
骨粗しょう症の薬が必要と判断した際には採血もおすすめしています。
理由は同じ骨粗鬆症でも、骨を作る能力が低下しているのか、
骨を壊す能力が活発になりすぎているのかなど病態は人それぞれだからです。
採血でその能力の程度を正確に確認したうえで、適切な薬剤をご提案し治療にあたっております。
骨粗しょう症の検査や治療の必要性、具体的な治療方法など、
ぜひ当クリニックまでお気軽にご相談くださいませ。



今回は骨粗しょう症とはどんな病気なのか、なぜこわい病気なのかを簡単にお伝えさせていただきました。
今後は骨粗しょう症による骨折や骨粗しょう症の治療などに関してもお伝えしていきたいと思っています!


骨粗しょう症の検査方法や治療方法などについて、詳しく知りたい方は、以下のリンクから”骨粗しょう症ページをご覧ください。
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腰痛については、こちらのブログで解説しています。
腰痛/ぎっくり腰の対処方法=整形外科医が解説=


文責:四方田光弘