スポーツと顎関節の意外な関係|よもだ整形外科クリニック|京都市下京区の整形外科【JR西大路駅より徒歩6分】 スポーツと顎関節の意外な関係|よもだ整形外科クリニック|京都市下京区の整形外科【JR西大路駅より徒歩6分】

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スポーツと顎関節の意外な関係

理学療法士の都筑です。
スポーツのパフォーマンスに「噛み合わせ」が関係していることをご存じですか?顎関節(正式には側頭下顎関節)は、膝や股関節と同様に変形性疾患が起こる部位で、首や肩の痛みとも深く関係しています。
例えば、噛み合わせが崩れると、頭蓋のバランスが乱れ、頚椎が左右どちらかに回旋します。これが筋肉の動きを悪くし左右差を生み、姿勢不良や肩こり、首の痛みにつながります。スポーツ選手はプレー中に強く噛みしめるため、顎関節に負担がかかりやすく、噛み合わせの乱れが重心やバランス感覚に影響し、パフォーマンス低下を招くことがあります。
実際、海外では口腔機能の低下が姿勢や運動能力に影響することが知られており、整形外科と歯科の連携が一般的です。日本でも顎関節リハビリ研究会などの学会が存在し、2022年にはリハビリ評価項目に顎関節の検査が追加されました。
顎関節症の主な症状は、口の開きにくさ、痛み、関節音(パキッ、コリコリ)などです。顎関節以外の症状として首・肩の痛み、頭痛、耳鳴り、めまいなども見られます。原因は、噛みしめや片噛み、歯ぎしり、コンタクトスポーツ、楽器演奏、ストレスなど多岐にわたります。
簡単なセルフチェックとして「顎関節リリーステスト」があります。鏡の前で口を開け閉めし、下顎が左右にカーブしていないか確認。もし偏りがあれば、前歯がまっすぐ噛み合うように意識して開閉を30回繰り返すことで、首や肩の動きに変化が出るかもしれません。
また、セルフケアとして咬筋や側頭筋のストレッチもおすすめです。耳の前やこめかみに指を当て、優しく円を描くように30秒ほぐすだけで、顎周りの緊張が和らぎます。
顎関節の不調は、スポーツだけでなく日常生活にも影響します。
もし、気になる症状があれば、是非顎関節のストレッチを試してみて下さい。