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親も学ぶ。子どもの体の使い方から感じたこと

こんにちは。理学療法士の岩本です。

私ごとではありますが、7月に第2子が誕生しました。

仕事と子育てに追われる日々ですが、我が子の成長の早さに驚かされると同時に、その姿か

らたくさんのエネルギーをもらっています。


上の子はもうすぐ3歳になります。

最近は走ったり跳んだりと、どんどん運動神経が良くなってきており、その成長ぶりに毎日感心させられています。

体の使い方が日に日に上手くなっていく様子を見ていると、子供の発達の面白さを改めて感じます。

そんな子どもたちと過ごす中で、あることに気づきました。

それは「子どもの腹筋は意外と強くない」ということです。

自宅で腹筋トレーニングをしていると、上の子が面白がって一緒にやってくれます。

体が小さく軽いので何回でもできるかと思い見ていたのですが、実際には一回も起き上がれませんでした。

よく観察してみると、起き上がる時は、仰向けの状態からうつ伏せになり、手や足の力を使って起き上がっていました。

子どもは体が小さく、筋力もまだ十分ではないため、力だけに頼らず体全体をうまく使って動いているのだと感じました。

一方で、大人は筋力がつくことで、どうしても力任せの動きになりがちです。

それが時には、関節や骨に痛みを伴うような動きになってしまうこともあります。


日々リハビリを行う中で、「痛みをなくすには筋力をつけましょう」とつい言ってしまいそうになりますが、体の専門家としては、それだけでは不十分だと改めて気づかされました。


親は子どもを育てると同時に、子どもからもたくさんのことを学んでいるのだと感じました。

これからも学びの姿勢を忘れず、日々の気づきを患者様のリハビリにも活かしていけるよう努めてまいります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。