こんにちは、理学療法士の亀安一成です。
少しずつ暖かくなるこの季節、体を動かしたくなりませんか?
健康のため、ダイエットのため、あるいは趣味として「ランニングを始めようかな」と考える方も多いと思います。
そこで今回は『ランニング』について、ケガを防ぎ、後半バテにくい走り方について解説していきます。
ランナーの皆様の声
・ランニング中に膝が痛くなり、足がつけなくなる
・足の裏やふくらはぎが痛くてランニングをやめてしまう
・太ももがパンパンに張って、よく足がつる
このようなお悩みをよく耳にします。
しかし、本ブログで紹介する「前方駆動」を実践すれば、誰でも簡単に疲れにくく、ケガをしにくい走り方が身につきます。
なぜなら、私自身もこの方法を習得し、2025年京都マラソンを完走できたからです。
今回のポイント
・ケガが起きる原因とは?
・「前方駆動」とは何か?
・前方駆動を行うために必要な筋肉とは?
ランニングでケガが起こる理由
非効率なフォームで走り続けることで、特定の部位に負担が集中し、ケガにつながってしまいます。
また、フォームが悪いと疲労も溜まりやすく、後半にペースダウンする原因にもなります。
正しく効率の良いフォームを身につけることで、ケガを防ぎ、パフォーマンスも向上します。
「前方駆動」とは?
前方駆動とは、地面を強く蹴るのではなく、足を体の前方に持ち上げ、スムーズに回すような動作です。
これを実践することで、
・ピッチ(歩数)が増える
・接地時間が短くなり、身体への負担が軽減される
・無駄な力を使わず、効率的な走りができる
といった効果があります。
一方で、ストライド(歩幅)を無理に大きくする走り方は、筋肉や関節に負担がかかり、疲労やケガの原因になります。
前方駆動に必要な筋肉
前方駆動を実践するためには、以下の筋肉の強化が欠かせません。
・体幹筋(インナーマッスル)
・殿筋(お尻の筋肉)
・ハムストリングス(太ももの裏側)
これらを鍛えるためにオススメのトレーニングは、
・プランク
・ヒップリフト
・ランジ動作
これらを継続することで、フォームの安定性が増し、より良いランニングへとつながります。
今回の内容を実践すれば、これからランニングに挑戦したい方、記録向上を目指す方、ケガに悩んでいる方のお悩みが解消されます。
よもだ整形外科クリニックリハビリテーション科では、実技を交えた講義や、ランニングによるケガのサポート・治療も行っています。
興味のある方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。