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サルコペニアについて

理学療法士の大堂です!
皆さま、新年明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします!

1月に入り寒さが厳しい日が続いていますが、皆さま体調はいかがでしょうか?
今回は、加齢による筋肉の変化についてお話ししたいと思います!

さっそくですが、皆さま「サルコペニア」という言葉をご存知でしょうか?
サルコペニアとは、高齢になるにつれて骨格筋量が減少し、筋力や身体機能が低下した状態のことを指します。
骨格筋量の低下は25〜30歳から始まり、生涯を通して進行します。
サルコペニアの主な原因は加齢ですが、活動量の低下や栄養不良がなどが危険因子であると言われています。
サルコペニアになると、抗重力筋(脊柱起立筋、殿筋、大腿四頭筋など)の筋力が低下し、立ち上がりや歩行がしにくくなります。立ち上がりや歩き出すときに関節が痛い、、、という方もいらっしゃるかもしれません。
そのまま放っておくとさらに活動量が低下して筋力低下や日常生活レベルの低下を引き起こす可能性があります。

サルコペニアの予防には、運動と適切な栄養摂取が必要不可欠です。
運動では筋トレが有用であると言われており、お尻上げや膝を伸ばす運動など抗重力筋を鍛えるトレーニングが効果的です。
栄養摂取においては、特にタンパク質を意識することが大切です。
タンパク質は筋肉の生成や維持に不可欠な栄養素であり、1日あたり体重×1g以上摂ることが望ましいと言われています。鶏むね肉や青魚、卵や大豆製品(豆腐や納豆)、ヨーグルトなどの乳製品は低脂質高タンパクなので毎日摂取しやすくおすすめの食材です。

これらの予防法はセットで行うことが望ましいです。
どちらかだけではなく、運動も栄養摂取もセットでぜひ取り入れてみてください!

まだまだ寒い日が続きます!
体調を崩さないように気をつけながらお過ごしくださいね!