悪天候と関節痛の関連性について|よもだ整形外科クリニック|京都市下京区の整形外科【JR西大路駅より徒歩6分】 悪天候と関節痛の関連性について|よもだ整形外科クリニック|京都市下京区の整形外科【JR西大路駅より徒歩6分】

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悪天候と関節痛の関連性について

初めまして!!
理学療法士の佐々木です!

とうとう梅雨の季節がやってきました。。。
この時期になると「関節がいつもより痛い」、「調子が悪い」と言われる患者様が多くいらっしゃいます。また頭痛やめまい、気分の落ち込みといった体の不調もよく訴えられます。
なぜ、天気が悪いとこのような不調が出るのでしょうか?
今回はさまざまな不調の中でも悪天候と関節痛について、原因や痛みの緩和法など簡単にお伝えさせていただきます。

◎悪天候で起こる関節痛は
気象変化に伴う『関節包』の膨張が原因だと言われています。
『関節包』とは関節を包んでいる袋状の膜で、骨と骨をつなぐ部分に存在します。その『関節包』が気象変化、主に低気圧の影響によって膨張することが痛みの原因となります。
“低気圧で関節包が膨張する”というのは気圧が低い山頂や飛行機内でお菓子の袋が膨らむ現象と同じです。お菓子袋を抑える力(気圧)が弱くなり、袋内の空気が膨らんでしまうためです。

雨や台風の日には大気の気圧が下がります。この気圧の低下が関節包に影響を与えます。
“低気圧に伴う関節包の膨張”によって以下のような現象が関節周囲で起こります。
①関節包周囲の筋肉の緊張が高まる
②血管や神経が圧迫される
このような関節包周囲の変化によって関節に痛みが現れてしまうのです。


◎では悪天候による関節痛に対して、どのように対処していけばいいでしょうか。
関節痛改善のポイントは
『関節周囲を温める』ことです!
さらに『軽い運動(体操)』も大切です!!
入浴や体操を行うと体が温まります。
血行が良くなり筋肉の緊張が緩みます。そして関節の柔軟性が高まれば痛みの緩和に繋がります。
逆に体を冷やしたり、同じ姿勢を続けると痛みが強くなることがあるので注意が必要です。
天気予報を見て気温差が大きくなりそうなとき、雨や台風になりそうなときには早めに対策しましょう!

「関節が痛い」、「どのような体操がいいのか分からない」などお困りの方は是非当院へお越しください。また通院されていている方も分からないことがあれば気兼ねなく近くのスタッフまでお声掛け下さい!
当院では患者様一人一人の状態に合わせてリハビリを提供させていただいています。
関節痛の改善に役立つ安全で効果的な体操もお伝えしております。
スタッフ一丸となり関節痛でお困りの患者様を全力でサポート致します!