理学療法士の大堂です!
遅ればせながら、皆さま明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
新年が始まって早くも1ヶ月が経とうとしていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回は、患者さまからよくいただく2つの質問についてお話していきたいと思います!
○関節がパキパキと音が鳴るのはなぜ?
関節の中で気泡が生じるためです。別名「クラッキング音」と呼ばれ、関節の中に生じた気泡が弾けるときに「パキッ」という音が鳴ります。
基本的にはパキパキと音が鳴っても大丈夫なのですが、あまり鳴らしすぎると骨や関節包(関節を包むカプセルのようなもの)に損傷を与えると言われているため注意が必要です。
○膝に水が溜まるのはなぜ?
さまざまな理由で「関節液(滑液)」が通常より増えてしまうことが原因です。関節液が増えてしまう原因は以下の通りです。
①加齢、肥満、筋力低下
加齢に伴って骨が老化したり、肥満による体重増加、膝関節の筋力低下によって膝関節内に水が溜まりやすくなります。
②感染症、リウマチ
感染症やリウマチなどの疾患が原因で水が溜まってしまうことがあります。滑膜と呼ばれる膜が異常に関節液を作ってしまうことが原因です。
③半月板損傷
膝の半月板が損傷されると水が溜まってしまう原因になります。関節内で炎症が起こり、水だけでなく血のかたまり(血腫)ができることもあります。
以上、関節の疑問についてお話しました。
他にもわからないことやちょっとした疑問などありましたらお気軽にスタッフにお尋ねください!