最新の治療機器の導入(拡散型圧力波治療器・骨密度測定装置)

【拡散型圧力波治療器】

拡散型圧力波治療器

衝撃波のエネルギーを低出力にした圧力波(圧縮された空気を生み出す強い振動)を傷んだ筋肉や腱に当てることで著明な除痛効果を得られることが分かり、ヨーロッパをはじめとしたリハビリテーション先進国ですでに実績をあげております。
メカニズムはまだ不明な点もありますが、患部に圧力波を当てることで痛みを感じる神経(自由神経終末)を一時的に変性させ、痛みにかかわるサイトカインという物質の発現抑制することで痛みを和らげる効果があると報告されています。また、圧力波を当てた部位に血管新生や成長因子の産生により組織修復が促されることで除痛効果が得られるとも報告されています。
つまり圧力波によって血流を増加させ、傷ついた組織を修復することで慢性的な頑固な痛みを取り除くことができます。
スポーツ整形外科の分野に応用され良好な成績をおさめ、日本でも最近注目されている新しい治療法です。
拡散型圧力波治療器は複数のメーカーから商品化されていますが、実際にメジャーリーグの大谷翔平選手をはじめ、数多くのスポーツ選手が使用し、筋・腱の炎症による慢性的な痛みを軽減させているのが、当クリニックが導入しておりますショックマスターになります。

大谷翔平選手インタビュー マンガで分かる圧力波治療

鎮痛効果は3日ほど続き、日常生活において効果を発揮します。
また変性した組織の治療メカニズムを亢進させる事により、長期の機能回復・疼痛緩和に繋がります。

※治療中は鈍痛を伴いますが、1, 2分で痛みを感じにくくなってきます。
※治療時間は約3~5分です。
※治療頻度は週に1回が目安です。

拡散型圧力波治療器

対象疾患

肩:肩関節周囲炎(五十肩)・石灰沈着性腱板炎
肘:上腕骨内側・外側上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘など)
手:手根管症候群・ばね指・腱鞘炎
膝:膝蓋腱炎(ジャンパー膝)オスグッドシュラッター病
足:足底筋膜炎・シンスプリント・アキレス腱炎

禁忌

ペースメーカーを装着している方・妊娠されている方・心臓疾患の方
ねん挫などの急性疾患・骨粗鬆症の方

【骨密度測定装置】

骨密度測定装置

日本骨粗鬆症学会などの骨粗鬆症を研究している日本の主要な学会からは、DXA法という方法を用いて腰椎または大腿骨で骨密度を評価することを推奨されており、海外でもその流れとなっております。
前腕での評価方法もありますが、腰椎または大腿骨が推奨されているのには2つ理由があります。
1つの理由は腰椎や大腿骨近位部が臨床的に重要な部位であるからです。つまり腰椎は脊椎の圧迫骨折、大腿骨近位部は大腿骨の近位部骨折との関連がそれぞれ強く、QOL(Quality of Life:生活の質)や生命予後とも関連すると言われています。
もう1つの理由は、測定精度に優れ、経過観察に適した部位であるためです。これらのことから、主要学会から腰椎および大腿骨近位部の測定が推奨されています。
当院でも腰椎・大腿骨で骨密度を評価し、患者さんの骨を守ってまいります。
腰椎や大腿骨に手術の金属が入っているなどの場合には、前腕を用いて骨密度を評価いたします。